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Spiritual Journey 【4】ランナーとチェイサー

第4段階:ランナーとチェイサー

人間のエゴは消滅を恐れ、蓄積されたすべての否定性が表面化し、感情や精神面に様々な抵抗が起こります。
ツインソウルの一方もしくは両方は感情的になり、恐れや怒りや罪の意識などが溢れ出し、耐え難い程の痛みを感じます。
魂レベルの強い痛みに耐えきれず、ツインソウルの一方は通信を遮断し相手から逃げ出そうとします。この逃げ出した一方はランナーと呼ばれています。

もう一方は関係を修復しようと試み、ランナーを追おうとしますが上手くいきません。こちらはチェイサーと呼ばれています。
チェイサーはランナーの予期せぬ行動に深く傷付き、その理由を知る為に出来る限りの事をします。これは、チェイサーの霊的な目覚めに繋がります。

エゴとの戦いは非常に困難なので、多くのツインソウルがなかなか次の段階へ進むことが出来ません。
やがて二人はそれぞれの道を歩む中で、そこから多くの事を学んでいきます。
離れていても、相手を想う気持ちは潜在意識を通して伝わり、お互いの心を強く支え合うでしょう。

 

第4段階:ランナーとチェイサー - 真実の愛『ツインソウル応援プロジェクト』から引用

 

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どこから追いかけごっこが始まったのかわかりません。確かに最初はトニーが私を追いかけていました。一旦はトニーを受け入れる事を伝えたものの、結局の所、「仕事をしている間は選手とは付き合わない」と言う自分の考えが曲げられず、本当の意味でトニーを受け入れる事はできませんでした。

 

傷ついたトニーはわかりやすいように去って行きました。彼の悲しみと怒りは、身体的ダメージとしてすぐに現れました。そして、私には彼が何故怒っているのか理解が出来ませんでした。

 

でも、この頃から完全に私の心はトニーに支配されていました。トニーが私に告げずに他の仲間と何処かへ遊びに行った事すら腹立たしく思いました。そう、私もまたトニーに対して悲しみと怒りを感じていたのでした。

 

離れよう。諦めよう。とする度に、諦めきれない気持ちで一杯でした。それはトニーも同じでした。ギクシャクしながらも、私が嬉しそうにしていると結局近づいてきます。でも恋愛経験豊富なトニーでさえ、きちんと気持ちが伝えられないかのようでした。

 

私は何度かSNSを通して気持ちを伝えましたが、文化の違い、男女の違いで、彼には「なぜ深い関係にもなってないのに、好きだなんて言えるんだ!」と言われましたが、その言葉は彼が自分自身に言っているものでした。

 

今までの経験だったら、まず先に深い関係になってから好きかどうかなんて考える。これがトニー流であり、彼の中の信念でもありました。でも、その信念も私の前ではもろくも崩れていきました。

 

トニーには何度も何度も拒絶されました。でも、その度に「その時が来るまで待っているから」と彼が思っているかのように感じました。普通で考えると、私はかなりイタイ感覚だったんだろうなと思います。でも、トニーに関しては不思議とトニーが奥底で感じている物を私が感じ取る事が出来ました。もちろんその時はなぜそんな感覚になっているのかなど、説明できるわけもありません。

 

今思うと、この頃から徐々に私の霊的覚醒が始まっていたのだと思います。

 

ギクシャクしていた私達ですが、写真を撮る時やご飯に行く時などはトニーは必ず私の側にいました。それが自然だったのだと思います。今でも当時の仲間達の中には私達が付き合っていたと思っている人達が多いと思います。その位近くにいる事は自然でした。

 

私の不思議な感覚は、最後のお別れをした時にもありました。仕事が全く上手くいかなかった私は地元へ帰る事に決め、トニーは暫くの間里帰り。その先はどうなるかわかりません。そんな中トニーから「もう会えなくなるんだから!」と言われた時に「また会えるのにな」と自然と直観的な感覚があったのも覚えています。

 

地元に帰った私は完全に抜け殻になっていました。次の仕事が見つかる前にハワイに行きましたが、抜け殻状態でのバカンス。楽しいはずはありません。でもそこでクンダリーニエネルギーの体験もしました。もの凄い性的エネルギーが私の体を駆け巡り、そこにはいないはずのトニーから激しく求められているというのも感じました。

 

トニーと離れ離れになってからは私の抜け殻状態は変わりませんでした。本当に魂が抜けてしまったかのようでした。何もやる気が起きず、私は病気が発覚、トニーも同じ頃 に食べては戻すというのが3週間近く続いたそうです。

 

私達が最初に出逢ってから1年が経ち、新しいシーズンになり、また同じチームに戻ってきたトニーに逢いに行きました。数日間滞在する予定で、久しぶりに会ったトニーと楽しく食事をする予定でした。そこで私が目の当たりにした現実は、楽しい食事ではなく前の年の辛かった過去でした。トニーが何気に話す内容が私の中の辛い過去のスイッチをオンにしていき、食事を終え宿泊先へ戻ると意味もなく涙が溢れて来ました。次の日にもトニーと会う事になっていたのですが、私はその辛さから、会うのをやめ逃げる事にしました。

 

私とトニーの本当の意味でのランナーとチェイサーはここから始まりました。 

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