mikey’s spirit of life

パフォーマンス↗︎コーチ 〜今のままの能力を最大限に変容〜

Spiritual Journey 【12】何をやっても自信がない

こどもの頃は競泳をやっていたせいか、あまり「自信がない」と言う事に焦点をおいて考えた事はありませんでした。山口県で万年三位くらいのレベルだったからか、特に「どうしても勝ちたい」とかと言う競争心もあまりなかった様に思います。強いて言えば、200mなどのちょっと長い距離を泳ぐ時には最後後ろから前の人を抜きたいと言う感じくらいでした。

 

大人になり、一旦社会人を経験した後に再留学してアスレティック・トレーナーになるべくして大学で学んでいる辺りから「自信がない」と言う感情がもの凄く表に出て来た様な気がします。

 

当時の私は同級生達より九歳年上だし、社会経験もあるんだから「しっかりしないといけない」と勝手に思っていたのかもしれません。更に、同じクラスには私より三歳年上の日本人がいて、勉強熱心な彼は何でも理解しているし、よく質問をするし....で他の人とも比べて勝手に劣等感を感じていました。

 

日本人のクラスメイトであるAさんは、妻子を日本に置いて資格を取る為に単身でアメリカに来られていました。

 

なので、私は自分が勉強に集中出来ないのは「Aさんには守らなきゃいけない人達がいるけど、私には何もないから勉強に集中出来ないのは仕方ないか.....」と、とにかくそんな感じの考えでした。

 

その為、大学の就職活動の時は「まだ独り立ちは自信がないから、とりあえずインターンで働いて、自信をつけてから次のステップに行こう」と考えて、インターンをする事にしました。

 

ラッキーな事にI部リーグの有名私立大学でのインターンのポジションをゲット。大学卒業時に受けるアスレティック・トレーナーの試験に受かったらと言う条件でポジションのオファーをいただきました。2回目の挑戦で試験は受かったので、インターンをする事になりました。このインターン先にトニーの親友であるナディが学校の顔であるバスケ部のスタートして顕在していました。

 

インターン先で自信をつけるはずだったのですが、私のメンター&同期のインターン達とちょっとしたコミュニケーションのすれ違いから周りのみんなに私のマイナス面しか見てもらえなくなり、更に自信をズタボロにされる結果となってしまいました。

 

唯一担当のチームとはそれなりにうまくいっていたので、遠征試合などで外に出る日はとてもホッとしました。そして、いろいろな経験もさせてもらいました。

 

主に担当だったバレー部とは、最初のチーム歓迎会で乗馬に行ったり、このチームとは色々遠征をしました。中には飛行機が飛ばずに、急遽コーチと私が運転手になり十何時間離れた遠征先まで運転していくハメになったり.....。スタッフと上手くいかない時は、バレー部のコーチ室で何度となく泣かせてもらいました。コーチがイスラエル人&中国人と言う事もあって私には若干居心地の良い場所でした。

 

水泳部とはプエルトリコ合宿。担当ではないチームとの合宿帯同でしたが、メンターと離れられるのが嬉しくてついて行きました。その合宿中、私のメンターが初めて水泳部について来た時は「仕事が出来なくてひどかった」と言う話をこっそり聞き、安堵しました。

 

ボート部のコーチがかなり変わっていると言う理由で?!やはり私が担当する事になり、フロリダ合宿へ帯同しました。その時はコーチや選手は優しかったし、何よりバスの運転手のおじさんが非常に優しく合宿中ずっと話をしていました。のちに彼の話の中で出て来たフレーズがずっと頭の中に残っていて、トニーと出逢った後に全く同じ現象が起こったのが不思議でした。

 

春には急遽ソフトボール部の担当にもなりました。本来なら、インターン仲間で私と一番仲が良かったソフィーの担当でした。彼女がやらかした部分もあるのですが、やはりメンターやインターン仲間達の策略にハマりインターンを途中で去る事に。簡単に言えば「やり直しのチャンスをあげる」と言われながらも、はっきりとした指示が出されぬまま「チャンスをあげたのに、仕事に来なかった」と言われ.....完全にソフィーを辞めさせたい人達の作戦勝ち状態。

 

そんなこんなでソフトボール部とも遠征でピッツバーグ大学行ったり、ルイビル大学行ったり......いろんな経験はさせてもらいました。

 

10ヶ月のインターンを終え、結局私の自信はつきませんでした。同期のインターンから隠れ、メンターからは話をしてもらえず......。(実際の所、周りに人がいればメンターは「私、教えてあげてます」的な指導はしてくれました。二人きりになると完全無視)

 

こんな状況で自信がつくはずもありません。この後、高校で働いたりもしましたがアスレティック・トレーナーとしての「自信」は生まれてくる事はありませんでした。

 

後にトニーとの出逢いによって、気づいたのは自信はスキルを身につけるとか、経験を積むとかいった「外側」を埋めようとしてもつかない事。本当の意味での自信は「ありのままの自分を認める事」「自分を大好きになる事」。

 

自分自身が一つになるONENESSがツインソウルの旅路では大きな鍵になる事は間違いありません。

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