mikey’s spirit of life

パフォーマンス↗︎コーチ 〜今のままの能力を最大限に変容〜

Spiritual Journey 【3】人生最大の危機

第3段階:危機

ツインソウルの危機は、彼らの恋愛関係についての思い込みやエゴを捨てなければならないこと、もしくは相手を拒絶しなければならないことから起こります。
今までの恋愛経験から得た概念やエゴにしがみつくと相手を失う恐れや不安に繋がり、非常に強い痛みを感じます。
恐れはたくさんの痛みや様々な情緒的不安定さを引き起こします。
不安にも関わらず二人はお互いへの愛の為に会い続けます。

これは、二人が結合するには無条件の愛のレベルにまで意識を高めなくてはならない為に、今までの古い恋愛パターンの間違い(条件付きの愛)を引き出し気付かせる為のプロセスです。

 

第3段階:危機 - 真実の愛『ツインソウル応援

 

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私の思い込みは「社会人として働いている以上、世の中の常識に基づいて、自分が仕事で関わっている選手との恋愛はしてはいけない」と言う事でした。これを私の中から取り払う事は、トニーといる間は出来ませんでした。トニーにはだんだんと惹かれていく自分がいましたが、仕事が終わったら考えよう!と言う考えでしかなく、とにかくトニーを拒否するしかありませんでした。

 

しかも、きちんと理由を伝えておけば良かったものの、日本人特有の「言わなくても、察してね」と言う”日本人独特の感覚”を日本人でもないトニーに押し付けていました。

 

そして、トニーはトニーでやっている事は完全にアメリカ人なのに、その繊細さはまさに日本人そのものでした。彼はまた、周りからの評価を気にして自分のパフォーマンスが伸びないのを悩んでいました。実際に彼の特定のパフォーマンスはプロらしからぬもので、練習をしても改善しない。彼は毎日毎日、自分の外側で起こっている結果だけを気にしていました。

 

私達二人のやりとりは感覚的には大学生が中学生を誘っているようなものです。年齢こそ私の方が上ですが、あまりにも自分に蓋をし過ぎていた為、恋愛レベルは中学生並。その中学生レベルの自分の感覚に純粋に従い、周りをみる余裕はありませんでした。

 

トニーは何を私に言ってもスルーされ、私はそのスルーしなければいけない理由も言わないまま。自分達の本当の気持ちを言わないまま、表面上だけ伝えたい事しか伝えてない二人が上手くいくはずもありません。

 

コミュニケーションが上手くいかず、お互いが勝手に相手の事を「自分の事が嫌だから一緒に出かけてくれない。」とか決めつけてはモヤモヤしながらも、みんなで集まってご飯を食べる時などは必ず私とトニーは一緒にいました。いつもそれは自然でした。

 

トニーは時には父親のように、時には彼氏のように、またある時には子供のように私の側からは離れませんでした。仕事中でも私の事を見守ってくれているガーディアンの様でもありました。

 

表面上全く上手くいっていない私達でしたが、トニーの中ではどんどん未来予想図が出来ているようでした。その証拠に、彼はクリスマスに母親をアメリカから呼び寄せました。そして、トニーのケガのお陰で私達二人は仕事から外れる事が出来、トニーとトニーの母親と私の三人で食事に行く事にもなりました。

 

私とトニーは二人共母親に育てられた一人っ子(異母兄妹有)であると言う共通点がありました。そして、中身が良く似ていました。表向きな性格ではなく、自分達の芯となる部分の感覚が同じだと常々感じていました。そして、何よりトニーの大親友にトニーに出逢う6,7年前に私は出逢っていました。ただ、私はトニーの親友の事を知っていると言うだけで、直接は話をした事はなかったのでトニーの親友は私の事は知る由もありませんでした。この事実がトニーの母親と私の距離感を縮めたのは間違いはありません。

  

トニーに対しては、出逢った時に全く何も感じなかった私ですが、トニーの母親はどこか懐かしく、「あぁ、私はこの人大好きだな」と言う感情がどこからともなく湧いてきたのを覚えています。今思えば、私の魂がトニーの母を覚えていたんだと思います。

 

 付き合う付き合わないと言った表面上、誰もが望む答えを出そうとする度に、心の奥底にある恐怖心が二人がうまくいくことを拒否していました。相手の気持ちや「彼氏・彼女」と言った点にフォーカスをせずに、ただ単に一緒に仕事などで時間を過ごしている時は幸せでした。

 

それは単純な法則でした。私が嬉しそうにしていると、トニーも心の底から満面の笑みを浮かべていました。その何とも言えない幸福感とは裏腹に、私たちは二人共お互いを失いたくないと言う恐怖感から上辺だけのやりとりを続け、恐怖の渦にのまれる事になりました。

 

トニーと一緒に仕事をしていた間は、「仕事」と言う面に焦点を当てたら、二人にとって人生最悪の年になりました。周りから嫌われ、仕事は全くうまくいかない。何も良い事はない。とにかくネガティブにしか考えられない時期でした。そして、その人生最悪の年の先がまだ続くとは思ってもみませんでした。

 

 

 

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