Spiritual Journey 【5】全てを手放す
第５段階：手放す
二人の関係の方向性や結果は神に明け渡されます。また、この関係が神の保護の下にあり、最終的に結ばれる運命である事を理解します。
(最終的に結ばれる為には、両者は霊的に目覚めなくてはなりません。)
ランナーは自分のペースで進化する時間と自由が与えられています。
この段階では、自らの心を取り戻し自分自身を維持します。
残されたチェイサーも、完全なる霊的覚醒への道を探究する中でランナーへの無条件の愛を感じます。これは、無条件の愛を周囲の人達や趣味や仕事などに向ける時間でもあります。
各魂が自我を手放す為には、神との定期的なコミュニケーションを行い、神は最も良い時に最良の事をなさるであろうと完全に信頼することです。
第５段階：手放す（浄化） - 真実の愛『ツインソウル応援プロジェクト』から引用
トニーと出逢ってから、自分の中の感情がぐちゃぐちゃになりました。ただ、トニーに拒絶されながらも魂が感じていた「私は彼に愛されている」と言う不思議な感覚だけが支えでした。もちろん、こんな事を周りに話をしても「おかしいんじゃない？」と言われるだけです。でも、この説明の出来ない自分の中の真実だけが真っ暗闇に入った自分の心の灯火になって、なんとか生きていました。
そして、トニーが言っていた「すべての出来事には起こる理由がある」と言う言葉が、私の魂が「生きる目的」を探すきっかけになりました。
トニーとはSNSを通じてメッセージのやりとりだけは続けました。その間自分でも嫌になるくらいネガティブなメッセージを送り続け、彼は返信し続けてくれました。メッセージのやりとりをする度に、自分の中に隠れていた「自分の嫌な部分」が現れました。
ネガティブな自分、自信のない自分、何をやっても上手くいかない自分......見せられると、逃げられなくなっていました。今までだったら、自分の嫌な部分に軽く蓋をして、逃げる事は簡単でした。
しかし、トニーを介して出てくるネガティブな感情は軽く蓋をすれば、すぐに開けてしまうし、放置して逃げればいつまでも追いかけて来ます。嫌なんだけど、愛おしい。それがトニーに対する感情でした。
トニーとボビーと離れ離れになる頃には「結婚観」についていつも話し合っていました。ボビーは既婚者で「奥さんとは逆の性格だから凄く良いパートナーと結婚出来たんだけど、僕らは”ソウルメイト”ではないんだよね」と言っていたことが頭の片隅にずっと残っていました。
そこから「トニーと私の関係は”ソウルメイト”なのかもしれない」と思うようになり、インターネットで”ソウルメイト”について調べ始めました。どんどん調べていくうちに”ツインソウル”と言う言葉に出会いました。そして、その”ツインソウル”鑑定を申し込み、結果は「ツインソウル」と言う事でした。
当時はその「ツインソウル」と言う言葉にしがみつき、「自分の中の心の葛藤をクリアに出来ればトニーと一緒になれる！」と言う一心で手放す作業を進めました。ただ単に内観すれば簡単に手放せたわけではなく、ヒーリングもいくつも試しました。
DNAアクティベーション、アデプト、フルスピリットアクティベーション、ホワイトローズヒーリング、前世療法
実際自分が学んだのは直傳靈氣、エンソフィックレイヒーリング、エンジェルセラピー
元々ヒーリングの存在など特に知らず、でもあまりにも苦しくて何かで変わるならと藁にもすがる思いで初めて受けたのがDNAアクティベーションでした。
その後は自分に必要だと感じたものを直観的に受けていきました。
その間も心の葛藤は大きくなったり、小さくなったり。まさに大海原で嵐の時もあれば凪の時もあると言った感じでした。これには数年時間を費やしました。逃げずに内観を続ける事によって、波の高さ（心の中のブレる幅）が小さくなって行きました。ただ、自分の中で「クリアできた！」と思っていても、何度かお試しがやって来ます。最初のお試しがやって来た時は「何でまた？」と思いましたが、何度となく繰り返されると「どんなお試しが来てももうブレないよ！」と思えるようになりました。
最終的に自分の中の心の波が鎮まったのは”リコネクティブ・ヒーリング”と”リコネクション”との出逢いでした。
たまたま友人からリコネクティブ・ヒーリングの事を聞き、調べてみたら数ヶ月後に「４年ぶりに東京で講習会が受けられる」と言うのを目にし、直観的に「ヒーリングを受けるのではなく、このヒーリングを使える人になりたい！」と思い申し込む事にしました。講習会を受けるために対面でリコネクティブ・ヒーリングを受けなければいけなかったのですが、これも凄いタイミングで東京出張の前泊を使って自分の誕生日に受ける事が出来ました。
実際これで私は大きく変わる事が出来ました。トニーとネガティブなメッセージのやりとりをしている間はトニーの心は完全に私から離れていましたが、自分の中のネガティブな感情や固定概念を手放せば手放す程トニーの心が近づいて来たのは感じ取れました。
「どうして君は、関係も持った事の相手を”好き”と言えるのか全く理解できない」と私がトニーを追いかけ始めてからずっと断り続けられましたが、この頃には「君とは何か不思議な繋がりがある事は認める」と彼の中の何かも変わって行っているようでした。
リコネクティブ・ヒーリングを受けて、一番最初に決めたのは仕事を辞める事。この手放す期間に仕事すら手放す事になったのでした。
