mikey’s spirit of life

パフォーマンス↗︎コーチ 〜今のままの能力を最大限に変容〜

Spiritual Journey 【11】トニーの苦悩

私のツインソウルであるトニー側の苦悩です。これはあくまで私がトニーと関わる中で知った事に加え、私が感じたものであり、トニーの真実とは異なるかもしれません。

 

トニーは今まで恋愛経験豊富な道を歩んできています。もちろん、彼のスター性がそうさせていますし、幼い時に別れた父親が「ジゴロ」のような生活をしていたというのもあり、その「血」が彼に流れているのかもしれません。

 

アメリカ、イギリス、スペインと自由奔放に恋愛をして、簡単にその恋愛相手が手に入っていたトニーにとって、初めての日本で、初めて声を掛けた女性にこんなに苦しめられるとは思っていなかったはずです。

 

今までは、教科書通りに声を掛け、会話をすれば簡単に恋愛が出来ていました。アメリカ人である彼は日本の恋愛文化とは違い、「関係を持ってから」初めて恋愛スタートと言った考えの持ち主でした。

 

二人の将来の事を持ち出しては誘ってくるトニー。彼の頭の中では私との将来の計画がバッチリ決まっているかのようでした。

 

仕事がひと段落したら、二人でラスベガス旅行。(私は住んでいた事があるけど、トニーは行った事がない)

日本にいる間に家庭を持って、日本人とのハーフの子供を持つ。

○○歳になったら現役を引退して、家族と共にアメリカへ戻る。

 

などなど。

 

私にはこれっぽっちも想像できなかった誰かと一緒に家庭を作ると言うビジョンが、彼の中には出来上がっていました。

 

 

 ただ、今までの恋愛のように挑戦しても反応がなく、ようやく一旦「OK」をもらったと思ったのに、結局それ以上の関係には進めず......

 

OK貰ったのに「出来ない!」と言うのは彼の中で衝撃的だったと思います。実はあまりの押しに確かに途中で、トニーと付き合う事をOKしたのです。ですが、OKした所で「仕事が終わるまではそう言う関係にはならない」と決めていたので私の中ではそれまでの間は、精神的な関わりを高めていけたらなと思っていました。

 

もちろんトニーは違います。そもそも順序が違うのです。

まずは性的関係を持つ。それから精神的関係になるかならないかが決まる。

 

私の考えとは真逆でした。お互いがお互いの「付き合うとはこうあるべきだ」的な固定観念に囚われていながら、その事をお互いに伝えていなかったと言うのが最大のネックでした。

 

そう、よくありがちな「言わなくてもわかるでしょ」って言うアレです。

 

 OKしたのに、トニーの誘いをかわす私に段々とイライラしてきました。ひょっとしたら、私がトニーをバカにしているとさえ思っていたかもしれません。トニーは私の事を「ひょっとして女性が好きなのか?」と疑っていた時もあります。

 

その後にトニーは別の女性へ行ってしまいましたが、それでも完全に私を切り離す事が出来ませんでした。と言うのも、その後も私がチャラ男のジョシュと仲良く話をしていると(私的には仕事上普通に話をしていただけ)嫉妬したり、既婚者であるジョシュと私はそういう関係が実はあるのではないかと疑ったり。

 

この辺からトニーの闇が一気に出てきました。

出逢った最初の頃から、彼の中の闇は始まっていました。もちろん仕事のパフォーマンスに直結するので、毎日のようにネガティブでした。

 

でも、後半になって出てきた闇は奥深いものでした。

自分がジゴロの様な父親の血を引いているから、女性に対してこういう扱いしか出来ないのではないかと言う苦悩。

自分には五体満足で健康な子供は産まれないんじゃないかと言う苦悩。

例え子供が産まれてきても愛する事が出来ないのではないかと言う苦悩。(これも父親が関係している)

黒でもない白でもない、どこか心の中が満たされないと言う苦悩。

 

仕事が終わる最後の方にはトニーと既婚者のボビーと三人で「結婚観」についてよく話をしていました。その中でどんどん将来について悲観的でした。悲観的ついでに「もし健康ではない子供が産まれたらどうする?」と言うテーマもありました。

 

とにかく考えれば考える程、トニーは悩んでしまい、そこから逃げ出したかった彼は「ランナー」となったのでした。

 

 トニーの苦悩は本人が考えているよりも、もっと奥深い所から湧き上がっている感情でした。なので、トニー自身もどうしたら良いのかわからずに更に苦悩すると言うエンドレスループに嵌っていたのだと思います。

 

その心の闇を埋める為に私との「行為」が必要と考えていたのかもしれません。もちろんその考え方は宇宙の理にかなっていないので、私達のツインソウルステージではそれが許される事はありませんでした。

 

 最終的に私たちが物理的に離れ離れになった直後にトニーの苦悩のエネルギーが爆発しました。その時に私が経験したのがクンダリーニだったと思います。それはとても激しいエネルギーでした。

 

そして爆発後、トニーの苦悩は「食べては吐く」と言う三週間の大浄化をも招いたのでありました。

 

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