mikey’s spirit of life

パフォーマンス↗︎コーチ 〜今のままの能力を最大限に変容〜

学校に行かない選択肢

山口市で今年から設立された不登校児の支援団体Happy Education(通称ハピエデュ)でボランティアをしています。まだまだ周知されていないのが現実で、参加者は少ないです。

 

不登校児の支援と言っても、「学校に戻す」のが目的ではなりません。学校に行かない選択をしているこども達がのびのびとやりたい事が出来る環境を作る支援と言ったらよいでしょうか....。

 

私はたまに空いている時間に集まりに行ったりするだけのボランティアなのですが、先日ハピエデュのイベントとして、海に行ってBBQをしてきました。元々は7月末に予定されていて、私は別のこどもの遊びの団体のボランティア予定で参加は出来ないはずでしたが、台風で延期になったおかげで急遽飛び入りボランティア。

 

西長門リゾートホテルのプライベートビーチで、海耕舎さんのお世話になりBIG SUP、バナナボート、スイカ割り、シュノーケリングを楽しみました。

www.kaikousha.org

 

参加者は不登校児とその家族、ボランティアの私を含め合計18名。「学校に行かない負い目」もあったり、「友達のチクチクとした言葉が苦手」や「体調が優れない」と言ったこども達の集団なので、海で思いっきり遊ぶと言う事はあまりしない子も多くいました。

 

なので、バナナボートに乗って気分は「イッテQ」。ちょうど安室ちゃんの回の番組の後と言うのもあり、こども達はイモトさんの真似をして「アムロチャーン!!!」と大声で叫んでそれはそれは楽しそうでした。

 

ラッキーならイルカにも会えるかもと言う事だったのですが、残念ながらイルカには会えず。

 

夏休み中でしたが、プライベートビーチと言う事もあり、ものすごく混んでいる事もなかったのがちょっと繊細なこども達にはちょうど良かったかもしれません。

 

最初は「自分はやらないで見学する」感じで動いていた子も、最終的にはBIG SUPやバナナボートを体験。

 

イカ割りでは「次やりたい!」ときちんと自分の主張が出来る子も。(大体の子がそういう事を伝えるのが苦手なので)

 

Aちゃん一人だけ「シュノーケリングをしてみたい!」という事だったので、Aちゃんのシュノーケリングのお供をしてきました。まず海に入ってAちゃんは

「海ってこんなにしょっぱいんだ!!」と感動。

 

どうやら産まれて初めての海だったみたいです。シュノーケリングと言っても、浅瀬を少し顔を付けて泳ぐ程度でしたがAちゃんはとっても楽しんでくれているようでした。

 

今回のイベントはビーチ滞在二時間と時間が決まっていたので、こども達が疲れ過ぎない程度でスイカ割りをして渚の交番へ移動。

 

BBQの用意が既にしてあり、後は焼いて食べるだけ。

BBQの時間帯が微妙な時間だったと言う事もあり、こども達は少食。それでもなかなか外に出て大勢の人たちと関わる事のないAちゃんは、大人達に混ざって「おにぎり作りたい!」「タンも試してみたい!」と意欲的に動いていました。

 

こども達が食べ終わった後は、大人達が大量に残った肉の処理。野菜がなかなか焼けなかったと言うのもあり「肉・肉・肉・肉」の肉づくしでした。

 

帰りの車ではこども達はぐっすり。こども達の気晴らしが出来て楽しいイベントになりました。

 

 

それから三週間くらいが経ったのですが、ハピエデュの代表を通じてAちゃんが「英語をメインに勉強をやってみたい」とお母様に伝えてきたそうです。

 

Aちゃんが海に入ったのはシュノーケリングだけだったのですが、それでもあのイベントで何か彼女の「やってみたいスイッチ」をポチッと押せたみたいなので、凄く良いきっかけだったのかなと思います。

 

ハピエデュは毎週月曜日10:00-15:00に商店街にある「さぽらんて」内で行われています。ハピエデュ自体は、不登校児、不登校児の家族、不登校に興味がある人誰でも来ていただけます。

ここでの私のキッズメンタリングは無料ですが、自分が空いている日に顔を出しているので確実に出来るかどうかはお約束出来ません。

 

個別のキッズメンタリング(家庭教師x心理サポート)をご希望の方はこちらをご覧ください。

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