mikey’s spirit of life

パフォーマンス↗︎コーチ 〜今のままの能力を最大限に変容〜

Spiritual Journey 【2】エゴの衝突

第2段階:テスト

初期の一時的なスピリチュアルな目覚めは消え、エゴは再び現れ始めます。
ツインソウルの一方または両方は、過去の恋愛経験を元に考え行動します。
ここで、様々な葛藤が生じるようになります。
それまで信じていた知識や過去の恋愛から得た概念にしがみつき、「こうあるべきだ」と間違った思い込みに当て嵌めると、次第に不安や混乱が生じるようになります。
やがて、一方もしくは両者は、批判的になったり相手のことを疑うようになっていきます。

第2段階:テスト - 真実の愛『ツインソウル応援プロジェクト』から引用

 

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心理学の世界では、イド、エゴ、スーパーエゴと精神構造を三つに分けたフロイトの説が有名で、簡単に言えばイドは快楽原理に基づいた行動。「あれが欲しい」「これがしたい」と言った欲求を満足させる為に行動する。

 

エゴは、イドを「理性」を持って抑える。ウィンドウショッピングをしていて可愛い洋服に飛びつこうとするイドを「あの洋服を本当に着る機会があるのか?」「1ヶ月待って本当に欲しかったらもう一度買うかどうか考えよう」と冷静にさせる感じ。

 

このエゴが、トニーとの出逢いによって更に表面化し、自分をどんどん苦しめていくようになりました。そして、トニーもまた同じようにこのエゴに苦しめられていました。

 

mikeyslife.hatenablog.com

 

運命の出逢いでも書いたように、私は仕事として関わる時は「選手とは友達にならないし、恋愛はしない」と、自分で決めており、まさに当時はエゴ優位の考え方で、自分の本当の気持ちに蓋をして「社会人として、これで良いんだ」と思い込もうと必死でした。

 

もちろん、トニーに対する気持ちだけでなく、もちろん仕事の面でもこの「エゴ」にがんじがらめにされていました。

 

何を言っても、何をしても受け入れてもらえない上に、共感性の高い(エンパス)私は、相手のイライラや 怒り、悲しみなどを一気に受け取ってしまい、どう自分の仕事をしたら良いのか全く分かりませんでした。

 

最後の数ヶ月は本当に精神的に参っていて、私と選手達だけしかいない朝のトレーニングの日は地獄のようでした。何か外せない用事を作っては事務所で時間を潰したり、トレーニング会場に行ったとしてもみんなに会わないように、でもそこに「来ている」という事だけアピールした後は、みんなの間をフラフラ動き回って時間を潰していました。

 

もちろん、選手からも信頼はされていないので、アメリカ人意外私に話し掛けてくれる人もおらず、ただただ我慢するのみでした。

 

他のチームにいた友人に相談するも、深いところまで相談出来るわけではなかったので「自分から辞めることだけはするな」と言うアドバイスを正直に受け取ってただ、時が経つのを待つのみ。

 

それでもやはり救いだったのは、トニーとボビーの存在。そんな調子で仕事をしていた私は、やはり身体にきてしまい、なんとテーピングをしている時にギックリ腰に。立っていられないので、練習中ずっと座っていたら.....若い日本人選手から文句を言われたのです。でも同じくケガで練習が出来なくて私の横にいたボビーが日本語もわからないのに、その選手が言いたい事がわかったらしく「その位自分でやれ!」とかばってくれたりもしました。

 

しまいには、練習中の立ち方まで注意される始末。完全に悪循環のループの中にいたのに、辞めるという選択肢がなかったのはトニーの笑顔があったから。

自主練に付き合っていた時などに私に見せてくれていた満面の笑顔。あの笑顔で毎日が繋がれていたも同然でした。

 

かたやトニーも私と出逢ってから、一番のスランプがやってきていました。シュートしては外す。その繰り返し。練習しても練習してもダメ。トニーはプロとして思い悩む毎日だったはず。そして私もトニーもどんどん自信を失って行きました。

 

私達は何かある事に衝突もしました。それは、エゴ優性のコミュニケーションの取り方だったから。「相手に良く思われたい」「周りの目が気になる」「こんな事を言ったら、相手にどう思われるだろう?」こう思う事で自分の心にまた蓋をしました。

 

トニーは過去の豊富な恋愛経験をいかして、私にアプローチをしてきました。「君が好きなら僕もそれは好きだよ」とか「仕事終わったら、一緒に君がいたラスベガス行こう!」とか、とにかく将来私とやりたい事をどんどん伝えてきました。昔はこれで簡単に女の子が落ちていたはずなのに、エゴで蓋をされている私の反応は薄い。あまりにもうまくいかな過ぎて、途中で私がゲイではないかとも疑った位。

 

そして、私がチャラ男(既婚者)のジョシュと話をしていたりすると、私とジョシュがどうにかなってる位に心配もしたりしていました。

 

私もトニーも「こんなにあなたの事を思っているのに、何故君はその期待に応えてくれないんだ」というエゴの衝突を闇雲に繰り返すだけでした。

 

 

 

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