mikey’s spirit of life

パフォーマンス↗︎コーチ 〜今のままの能力を最大限に変容〜

物を与える事が招く悪循環

こどもが言うことを聞かない....とか、特定の人の話しか聞かない......とかよくありますよね。

 

あくまで私の感じている事ですが......

 

 

こどもとの関係を作る前に、物を与え過ぎているのが原因の一つではないかと思います。

 

 

こども達との関係を作る上で、大切なのは私のオススメの技は「物は何も与えない」です。これは、ある程度関係がしっかりと作られるまでの話です。

 

 

物(お金、おもちゃ、お菓子など)を過度に与える人の心の奥底を覗いてみると.........

「仕事が出来ない」・「親として失格」など、周りからのどう見られるのかが気になっている人が多いのではないでしょうか?

 

もしくは、「こどもは自分の思い通りにコントロールできる」と思っている人とか......。

 

こういった自分があまり自覚していない心の奥底にある「恐れ」から、自分の足りない所(自分では足りてないと思っている所)を「物を与える」という行為で自分の心を補って安心感を得ようとしたり、物を与える事で相手をコントロールしようとしているのだと思います。

 

 

「私がこんなにしてあげているのに、何で何もしてくれないの?」とか口グセの方は要注意。(恋愛でもあるあるパターンですが....)

 

 

 

 

こどもにとっては、物を与えてくれる人は良い人と映るかもしれません。でも、それが「物がもらえるから頑張る」「物をくれる時だけ頑張る」という行動パターンになってしまい、そこから自分で考えて行動するという「自主性」が育ちにくくなるのではないかと思います。

 

 

この循環が繰り返されればされる程、与える側も与えられる側も自分の外側ばかりが増え、一時的な自己満足にしかならず、真の自立には繋がりにくいです。もちろんお互いの信頼関係も築きにくく、与えるがなくなったら、その関係は希薄になってしまうのは明白です。

 

 

 

 

こどもの自立を考えるのであれば、物をあげるのをストップして、一緒に過ごす時間を濃厚にしてみてはどうでしょう?